会社沿革
当社は1873年(明治6年)、旧大倉財閥の創業者、大倉喜八郎翁によって創立された大倉組商会に源を発します。
その後1917年(大正6年)、株式会社大倉組の鉱業部門が分離独立して当社の前進である大倉鉱業株式会社となり、大倉商事株式会社、大倉土木株式会社(現大成建設株式会社)と共に大倉財閥の中核会社として事業を展開しました。
第二次世界大戦の終結前には大倉財閥の持株会社として中心的役割を担っていたことから、終戦後財閥解体の対象企業となったため、昭和24年8月、旧大倉財閥の土地並びに建物を基に新たに中央建物株式会社が設立されました。
現在当社は、銀座の有力地に所有する2棟のビルを賃貸することを主要事業としており、安定した事業収入を得ています。
1873 | 明治6年10月 |
大倉組商会 設立 事務所は京橋区銀座3丁目。当社の起源。 |
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1882 | 明治15年 春 |
大倉組商会 事務所移転 現在の大倉本館所在地(2丁目)へ移転。 |
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1882 | 明治15年11月 |
アーク灯 点灯 電灯なるものを知らされる事が急務と考えた大倉喜八郎翁により実現。 |
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1893 | 明治26年11月 |
合名会社 大倉組 設立 大倉組商会と内外用達会社とを合併して引継ぐ。 |
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1915 | 大正4年10月 |
旧大倉本館竣工 地下1階・地上5階建て、東京市内で初の高層ビルディングにあたる。 |
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1917 | 大正6年12月 |
大倉鉱業株式会社 設立 株式会社大倉組の鉱業部門が分離独立。現中央建物。 |
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1929 | 昭和4年10月 |
旧大倉別館竣工 地下1階・地上6階建て。 |
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1949 | 昭和24年8月 |
中央建物株式会社 設立 |
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1965 | 昭和40年7月 |
前大倉本館竣工 地下3階・地上9階・塔屋3階建て。 |
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1981 | 昭和56年10月 |
現大倉別館竣工 地下2階・地上7階・塔屋2階建て。 |
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2007 | 平成19年11月 |
前大倉本館 外装リニューアル |
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2016 | 平成28年8月 |
現大倉本館竣工 商業施設名「Okura House」地下3階・地上12階・塔屋2階建て。 |
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2016 | 平成28年9月 |
銀座遺産「アーク灯」再び点灯 1882年(明治15年)のオリジナルの”アーク灯”誕生から134年の歴史を経て、 |
銀座通りアーク灯
日本に電灯がなかった1882年11月、大倉喜八郎翁は電灯普及のため、ドイツから輸入した発電機を銀座の大倉組商会(旧大倉組本館ビル)の2階にすえつけ、2千燭光のアーク灯を点灯しました。当時「お天道さまの次がお月さま。その次がアーク灯」と、一躍、東京名物になりました。